普及が進むスマートホームとは?メリット・デメリット&失敗しないための導入のポイント
- info0598431
- 2月20日
- 読了時間: 8分

普段生活する中で、IT技術は欠かせないものとなっています。
欲しい情報がすぐに手に入るようになると同時に、今まで人がおこなっていたことが機械化され生活を送る上でサポートを受けることが可能となりました。
毎日生活する住居においても、スマートホーム化することで利便性が格段に向上します。
耳にする機会が増えているスマートホームですが、実際にどのようなことが実現できるのでしょうか?
本記事では、スマートホームの概要を紹介するとともに、導入した場合のメリットやデメリットを詳しく解説します。
スマートホームとはAIやIoTを駆使した住居

スマートホームとは、IoTに対応した住宅設備や家電などが、さまざまなサービスと連携して暮らす人々や関係者に利便性を与えるものです。
IoTとは「Internet of Things」の略称であり、日本語ではモノのインターネットを意味します。
家電製品や建物、車に至るまで、さまざまなモノをインターネットに接続する技術のことです。
さまざまなモノをインターネットに接続することで、外出先で対象機器を操作できるため、住環境の快適性や安全性、エネルギー効率の向上を図れます。
また、AIを活用することで家電の電源が入りっぱなしを検知してオフにするなどの技術が採用されています。
以上から、IoTだけでなくAIもスマートホームにとって欠かせない技術の1つです。
スマートハウスとの違い
スマートホームと似た言葉として、スマートハウスがあります。
スマートハウスとは、地球の限られた資源を大切に使用するため、エネルギーの自給自足を目指す住宅のことです。
スマートハウスは、1980年代にアメリカ合衆国で提唱された概念であり、家電や住宅設備を集中管理して生活を快適にすることを目指して誕生しました。
スマートハウスにおいて、必須となるアイテムとして以下が挙げられます。
太陽光発電システム
蓄電池
HEMS
ただし、最近では家庭内の家電や設備を操作できる住宅に進化しており、スマートハウスはスマートホームとほぼ同意語となりつつあります。
スマートホームを導入する4つのメリット

スマートホームを導入することで、生活をより便利にできる特徴があります。
特に、以下の点についてスマートホームにより恩恵を受けられます。
電気代を節約できる
家電を遠隔操作できる
防犯対策に繋がる
遠く離れた家族やペットを見守ることができる
各メリットの詳細は、以下のとおりです。
電気代を節約できる
スマートホームを導入することで、電気代を節約できるメリットがあります。
スマートホームにより外出先から電源操作が可能となるため、使用していない状態では自動でオフにする設定が可能です。
これにより、無駄なエネルギー消費を防止して省エネに繋げることができます。
また、スマート温度制御によって常に最適な温度設定が可能となるため、エネルギー消費を抑えつつ快適な状態をキープできます。
ほかにも、スマートリモコンとスマートプラグを用いて電源の一括オフを行ったり、照明の明るさを調整できたりすることで、省エネを図り電気代を節約できるのです。
家電を遠隔操作できる
スマートホームによって、家電を外出先などから遠隔操作できるメリットがあります。
例えば、寒い日に会社から帰る途中でエアコンを遠隔操作して部屋を暖めたり、お風呂にお湯を張ったりすることも可能です。
また、家を出た後に照明を切り忘れたことに気づいても、家に戻ることなく遠隔操作で照明を消す操作を行えます。
以上のように、その場にいなくてもインターネットさえつながる環境があれば遠隔操作できるのは大きなメリットと言えます。
防犯対策に繋がる
スマートホームは、防犯対策にも繋げられるメリットがあります。
自宅の照明やシャッターを遠隔操作することで、在宅を装い強盗などに入られるリスクを低減できます。
また、屋外や室内の様子についてネットワークカメラで確認することも可能です。
さらに、玄関の扉の施錠や解錠の確認や、ドア窓センサーの活用により外出する際に閉め忘れを防止できます。
遠く離れた家族やペットを見守ることができる
家族と離れ離れで暮らしている場合、家族が毎日元気に暮らしているか心配になることがあるでしょう。
そこで、スマートホーム化によって家族の状態をカメラ越しに確認できるメリットがあります。
見守りロボットを導入すれば、会話式で健康状態を把握したり、コミュニケーションを取ったりすることも可能です。
小さな子どもがいる場合やペットを飼っている場合も、外出中に見守ることができるメリットもあります。
スマートホームを導入する4つのデメリット

スマートホームを導入することで、メリットだけでなくデメリットもあります。
特に、以下についてデメリットとして認識し、導入可否を検討することが重要です。
初期投資が高くなりがち
セキュリティリスクを伴う
設定に手間がかかる
各種障害が発生した際に使用できなくなる
各デメリットについて、詳しく解説します。
初期投資が高くなりがち
スマートホームを導入するためには、住居内でインターネット環境の整備は必須です。
もしインターネット環境がない場合、新たに整備する必要があります。
また、スマートホーム化するためにIoTに対応した家電などの準備が必要です。
特に、スマートセキュリティシステムを構築したい場合はカメラなどのデバイスを購入しなければならず、初期投資が高くなりがちです。
さらに、初期投資以外にもランニングコストがかかる点も考慮して導入する必要があります。
スマートホーム化により光熱費を下げることも可能であるものの、トータルコストを考えて導入することが重要です。
セキュリティリスクを伴う
スマートホームはすべてがインターネットに接続されているため、便利な反面でセキュリティに関するリスクが常に付きまといます。
もしハッキングされてしまうと、住居内のすべてのIoTデバイスから情報が漏えいしてしまいます。
スマートスピーカーから会話を録音されたり、スマートカメラの映像が流出したりすると、身に危険を及ぼす可能性もあるのです。
危険性を認識し、セキュリティ対策やデバイスを最新の状態に常にアップデートするなどの対応が必要です。
設定に手間がかかる
スマートホームを構築するためには、IT関連の知識が必要となり、誰でも簡単に導入できるものではありません。
特に、スマートスピーカーを設定する際には、説明書だけみても設定することは難しい場合が多いです。
異なるメーカーのデバイスを連携させる場合には、互換性の問題が発生しがちです。
また、どのような形でスマートホームを構築するのかの設計図を思い浮かべて構築する必要があります。
各種障害が発生した際に使用できなくなる
スマートホームでは、停電やネットワークの障害が発生した場合、使用できなくなるリスクがあります。
また、デバイスの故障によっても使用できなくなり、不便に感じる場合が多いです。
停電時にも使用できるように、バックアップ体制を構築しておく必要があります。
また、修理や交換にかかるコストや手間がかかる点も念頭に置いてください。
スマートホーム導入時に考慮すべき3つのポイント

スマートホームを導入する際には、必ず生活を豊かにすることができるわけではありません。
以下の点を考慮して、導入可否を検討する必要があります。
スマートホーム導入の目的を明確にする
家族や同居人の生活スタイルを考えて導入する
音声操作を活用する
各項目の詳細は、以下のとおりです。
スマートホーム導入の目的を明確にする
スマートホームを導入すれば、生活を豊かにしてくれます。
ただし、目的もなくただスマートホームを導入しても期待する効果が得られない場合が多いです。
そこで、スマートホームをどのような目的で導入するのかを明確にしてください。
そして、目的に合ったデバイスを導入することで、失敗することなくスマートホームを構築できます。
家族や同居人の生活スタイルを考えて導入する
家族や同居人がいる場合、それぞれの生活スタイルも考慮してスマートホーム化を検討してください。
自分本位でスマートホームを構築しても、ほかの家族はそれに息苦しさを感じてしまう可能性があります。
リビングなど共有スペースと個人の部屋で設定を変更して、家族や同居人それぞれが快適に過ごせるように工夫してください。
音声操作を活用する
スマートホームを構築する場合、音声操作を有効活用してください。
スマートスピーカーやスマートディスプレイを活用すれば、手で操作することなく音声でさまざまな家電を操作できます。
スマートスピーカーは、利用した部屋で声が拾いやすい場所に設置するのが鉄則です。
また、家族それぞれの声を登録しておけば、個人単位でサービスを利用できます。
スマートホームで生活を快適にしよう!

スマートホームは、生活を快適にするためにぜひ採り入れたいものです。
ただし、ITに関する一定の知識が必要になるなど、誰でも簡単に導入できるものではありません。
また、目的もなく導入してもスマートホーム本来のメリットを得られない可能性があります。
本記事で紹介したメリットとデメリットを意識して、スマートホームを構築してみましょう!