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シーライトラインBLOG

スマートホーム導入の流れを徹底解説!初めてでも安心のステップガイド

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  • 4月4日
  • 読了時間: 13分

更新日:4月5日

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住居をスマートホーム化したい場合、どのような流れで構築できるかを知りたいものです。


物理的な設置とインターネット接続しなければならない点があり、ハードルが高いと感じている人は多いのではないでしょうか。


実際には、想像以上に簡単で容易にスマートホームを導入することが可能です。


では、具体的にどのような流れで導入を進めれば良いのでしょうか?


本記事では、スマートホーム導入の流れを徹底解説します。


初めてスマートホームを導入する方でも安心して導入できる情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。


スマートホームを導入するうえで必要となるもの

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スマートホームを導入する際、必要となるものとして以下が挙げられます。


  • インターネット環境

  • スマートデバイスやIoT家電


上記が準備できない限り、スマートホーム化することは困難です。


それぞれに必要となる理由などについて、解説します。


インターネット環境

スマートホームの場合、スマートデバイスやIoT家電をそれぞれインターネットに接続して利用する必要があります。


Wi-Fiネットワークでつなぐことも可能ですが、外出先からアプリで操作するなどの便利な機能が使用できません。


よって、インターネット環境は欠かすことができないものです。


インターネット環境と聞くと、パソコンを用いてインターネット接続するために有線LANなどで接続する必要があります。


スマートホームの場合、有線LAN で接続できるケースは稀であり、Wi-Fi接続するのが一般的です。


Wi-Fiでリンクすれば、IoTデバイスなどを容易にインターネット接続できるようになると同時に、各デバイスを容易に同時接続できます。


スマートデバイスやIoT家電

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スマートホームでは、Wi-Fi接続できるスマートデバイスやスマートホームに対応しているIoT家電が不可欠です。


スマートデバイスには、エアコンや照明、テレビなどを操作できるスマートリモコンや、家電と連携して音声操作や情報を検索できるスマートスピーカーがあります。


また、玄関ドアに取り付けたデバイスと、スマートフォンの専用アプリを連動させて鍵の開閉や確認をリモートで行えるスマートロックなどが有名です。


スマートホームに対応したIoT家電には、主に以下の種類があります。


  • テレビ

  • エアコン

  • ロボット掃除機

  • 洗濯機

  • 炊飯器

  • 自動調理器

  • 冷蔵庫

  • 電子レンジ


最近では、価格的にスマートホーム未対応家電と遜色ないものも多数登場しています。


ただし、すべての家電がIoT対応しているわけではなく、欲しいと思ったら非対応であることも少なくありません。


スマートホームを導入するときのポイント6選

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スマートホームを導入する際に、何も考えずに導入しても失敗するリスクが高いです。


そこで、導入する前に以下の内容をよく検討して導入を進めてください。

スマートホームを導入する際のポイント

  • 導入する目的を明確にする

  • 新築工事の際に導入しなければならないものを洗い出す

  • 費用対効果やランニングコストを把握しておく

  • セキュリティ対策を徹底する

  • 省エネの家づくりを同時に検討する

  • スマートホームシステムの導入も検討する

  • 普段の生活においてスマートホーム化により効率化できる動作がないかをチェックする


各ポイントについて、詳しく解説します。


導入する目的を明確にする

スマートホーム化したい場合、導入する目的を最初の段階で明確にしてください。


たとえば、生活を快適にしたい目的なのか、セキュリティを強化したい目的なのかによって、導入すべきデバイスが変わってきます。


目的が明確になっていれば、導入して失敗したと感じるリスクを低減できます。


新築工事の際に導入しなければならないものを洗い出す

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新築住宅にスマートホームを導入することは、絶好のタイミングです。


なぜならば、スマートホームデバイスなど自由に設置できるためです。


既存の住宅に導入する場合、レイアウトの関係上でどうしても制約を受けてしまうものがあります。


また、配線が必要になるものの場合は引き回しや電源を近くに確保したい場合に既存レイアウトでは対応できない場合があります。


新築住宅に導入する場合、どこに設置するのかを決めて、それに合わせた配線や電源の確保を容易に行えるのです。


ほかにも、玄関ドアに接続するスマートロックや照明、住宅の床や壁に埋め込む形で設置する健康管理デバイスなどの場合、後から取り付けるのは困難です。


そこで、住居の設計段階で計画しておく必要があります。


費用対効果やランニングコストを把握しておく

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スマートホームデバイスを導入する際、費用対効果やランニングコストを把握しておくことも重要です。


高い費用をかけて仕組みを構築しても、それに似合った効果が得られないと意味がありません。


投資効果を考えつつ、どの仕組みを導入するのかを慎重に検討しましょう。


同時に、ランニングコストもしっかりと確認しておきたいポイントです。


スマートホームでランニングコストとして見込んでおくものとして、以下が挙げられます。

ランニングコストがかかる項目

  • メンテナンス費用

  • 修理費用

  • 電気代

  • インターネット回線費用

  • クラウドサービス利用料

また、スマートホームデバイスは日進月歩で進化しており、リプレースしたい場合もあるでしょう。


その費用を見込んで、最適な仕組みを構築する必要があります。


セキュリティ対策を徹底する

スマートホーム化によって利便性が格段に向上する一方、セキュリティリスクが非常に高いデメリットがあります。


インターネット接続しているため、外部からの不正アクセスを受けて大切な情報が外部に流出するトラブルも実際に発生しています。


監視や見守り用に導入したカメラが、乗っ取られて操作されて隠しカメラのような状況でライブ動画で配信されるなどの可能性もあるのです。


よって、セキュリティ対策は常に万全に実施しておくことが重要です。


セキュリティ対策としては、以下の対応が必要です。


Wi-Fiルーターのセキュリティレベルを高める

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Wi-Fiルーターのセキュリティついて、暗号化としてWEP・TKIP・AES、認証方式はWPA・WPA2・WPAなどがあります。


最もレベルが高いWPA3を設定して、外部からの不正アクセスに備えてください。


パスワードの設定

各デバイスのパスワードが設定できる場合は設定しておく必要があります。


初期パスワードではなく、必ず独自の推測されにくいものに設定してください。



省エネの家づくりを同時に検討する

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スマートホームを導入する際に、昨今国内で推進されている省エネの家づくりについての考え方も採り入れてください。


スマートホームでは、必要なときに家電をオン・オフできる仕組みを容易に構築可能です。


こまめな電源オフと最適な照度・温度・湿度を保てれば、エネルギーの無駄遣いを減らせます。


また、以下のシステムを導入すると良いでしょう。


HEMS(Home Energy Management System)の導入


家庭内エネルギーを一元管理できたり、可視化できたりするHEMS(Home Energy Management System)の導入もおすすめです。


HEMSでは、家庭で消費するエネルギーを管理するシステムのことであり、導入すれば家庭の電力の最適化を図れます。


省エネにより環境保全に寄与できるだけでなく、光熱費削減と目に見えた改善が可能です。


スマートホームシステムの導入を検討する

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スマートホームの構築に不安がある人の場合、スマートホームシステムの導入も検討したいものです。


スマートホームシステムとは、スマートデバイスやアプリがセットとなっているサービスのことです。


スマートホームシステムによっては、設置やメンテナンスもセットとなっている場合があります。


IoTやインターネットの知識が無くても、最適な仕組みを容易に構築できる点が魅力的です。


自分で構築するよりも費用面が高い傾向があり、月額費用がかかるサービスもあるため、費用対効果を考えて導入可否を検討しましょう。


スマートホーム化により効率化できる動作がないかをチェックする

スマートホームでどのようなデバイスを導入しようか検討する場合、普段の生活において効率化できる動作があるかを確認しましょう。


例えば、一日の中で何度も電源をオンオフしている家電があれば、自動でオンオフできるようにすれば無駄な行動を減らせます。


また、手が届きにくい場所にスイッチがある場合、スイッチを押すために時間をかけていたものをスマートリモコンなどで操作できるようになると、利便性が格段に向上します。


「この無駄な動作を自動化できないか」の観点に立ち、効率化できる動作をリストアップしてどのようなスマートデバイスを導入するのかを決定してくと良いでしょう。


スマートホームを簡単に導入するための流れ

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スマートホームを簡単かつ失敗せずに導入する場合、以下のステップで進めましょう。



スマートホームを導入するステップ

  • 導入計画を作成する

  • インターネット環境を整備する

  • スマートデバイスを選定・購入する

  • スマートデバイスを設置・設定する

  • 動作確認を行う

  • セキュリティ対策を実施する

各ステップの詳細は、以下のとおりです。


導入計画を作成する

スマートホーム化の最初のステップとして、導入計画を立てましょう。


計画を立てるためには、どのような目的で導入するのかを明確にしておく必要があります。


目的が明確になっていれば、具体的にどのようなスマートホームを構築すべきかの全体像が見えてきます。


全体像が把握できれば、導入までにかかるスケジュールも立てやすくなるでしょう。


導入スケジュールは、規模に応じて変化すると同時に、スマートデバイスの納期などにも左右されます。


設置やセッティングにかかる時間も加味して、導入計画をしっかりと立てて対応しましょう。


また、導入するための資金を確保するための方法も検討してください。


インターネット環境を整備する

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スマートホーム化するためには、インターネット環境が必須です。


そこで、インターネット環境を整備することからスタートしましょう。


インターネットにはWi-Fiも含み、以下の準備を進めてください。


インターネット回線の整備

すでにインターネット環境がある場合、基本的に新たに回線を導入する必要はありません。


ただし、低速通信しかできない場合や、頻繁に途切れる場合は回線の変更を検討するのも良いでしょう。


インターネット環境は光回線が主流であるものの、ポケットWi-Fiでも対応可能です。


ただし、外出時に持ち出す場合は住居内のスマートデバイスとの通信ができなくなるので注意しましょう。


また、データ通信量が多くなるため容量が限られている場合は通信量管理も適切に実施しなければなりません。


Wi-Fi環境の整備

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Wi-Fiについても、すでに使用しているものがあれば流用しても特に問題はありません。


しかし、多くのスマートデバイスを導入する際にはWi-Fiルーターの処理能力が追い付かない可能性があるため、同時接続台数が多いWi-Fiルーターが必要となります。


また、スマートホームデバイスの多くが2.4GHz帯を使用するため、電波干渉しやすい点を考慮して選ぶ必要があります。


さらに、屋外にスマートカメラを導入する場合、Wi-Fiが届かない可能性もあるため必要に応じて中継器の導入も検討してください。


スマートデバイスを選定・購入する

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インターネット環境を整えると同時に、スマートデバイスを選定しましょう。


導入するスマートデバイスの種類を決めて、その中で最適なデバイスをみつけていきます。


基本機能はどのメーカーでも同じであっても、オプション機能が付いている場合が多いため、利用するシーンを想像して選んでください。


家電量販店などの店舗で、実際に手に取ったり体験したりして選ぶと良いでしょう。


また、口コミ評価も参考にすると購入して失敗しないスマートデバイスを選べます。



他にも、以下の観点でスマートデバイスを選定が完了したら、それぞれのスマートデバイスを購入します。


同じメーカーで揃えると良い

スマートデバイスは、基本的に同じメーカーのものを揃えるとセットアップが簡単でおすすめです。


Matter規格に対応したものであれば、違うメーカー同士でも容易にリンクできますが、まだまだ種類が少ないのが実情です。


環境に応じたものを選ぶ

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スマートデバイスを選ぶ際には、使用環境に応じたものを選びましょう。


たとえば、屋外で監視カメラの目的でスマートカメラを選ぶ際には、防水対応が必須です。


また、高低温な環境にも耐えられるものが望まれます。


以上のように、使用環境によっては故障するリスクがあるものは選ばないようにして、適合デバイスを探しましょう。


スマートデバイスを設置・設定する

スマートデバイスを購入したら、随時設置と設定を行います。


基本的には、最初に設定しておきWi-Fi接続設定などを行ってから実際に使用する環境に設置します。


同時に、制御や情報を収集するためのアプリをスマートフォンやPCなどにインストールしましょう。


スマートデバイスによっては、アカウント登録しなければならないものもあります。


また、初めてスマートホームを立ち上げた後はファームウェアやドライバーのアップデートが必要になるケースが多いため、設定に時間がかかる場合があるため、時間に余裕を見た対応が必要です。


個別のスマートデバイスの設定が完了た後、簡単な動作確認を実施します。


その後、それぞれのデバイスをリンクさせた形で動作確認する必要があります。


場合によっては、接続が上手くいかずに再セットアップしなければならないケースもあるため、実際に使用する環境で仮設置しましょう。


セキュリティ対策を実施する

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スマートデバイスの設定時に、同時にセキュリティ対策を徹底してください。


具体的には、以下の対応を図ると良いでしょう。


スマートホーム化で必須のセキュリティ対策

  • 工場出荷時のままとなっている初期設定のパスワードを複雑なものに変更する

  • 可能な限りログイン保護をさらに強化する目的で2要素認証を有効化する

  • ファームウェアの更新を定期的に確認し、更新プログラムが入手可能になり次第すぐに適用する

  • Wi-Fi上の通信を暗号化する目的でWi-FiルーターでWPA2を使用する

  • 使用していない場合、UPnPとすべての遠隔管理機能を無効にする

  • ルーターにゲストネットワークを設定して利用する


また、ファームウェアの更新は設置時のみならず常に実施することが重要です。


動作確認を行う

すべてのスマートデバイスの設定が完了したら、スマートホーム全体で正しく動作するかの確認を実施します。


例えば、音声操作でテレビを操作したい場合、以下の動作が正しく行われるかをチェックします。

動作チェックの項目

  • 音声で指示を出す際にスマートスピーカーが正しく認識するか

  • スマートリモコンにスマートスピーカーからの指示が正しく伝達するか

  • スマートリモコンからテレビに対して赤外線通信が正しく届くか

  • テレビに対して実施したい操作がすべて正しく行えるか

もし適切に操作できない場合、上記の例で言えばどこかのフェーズで通信が上手く届いていない可能性があるため、再度設定などを確認してください。


すべてのデバイスが正しく動作することが確認できたら、各デバイスを本設置します。


スマートカメラなど、高所に設置するものについては安全に作業を実施しましょう。


また、設置する場所はメンテナンスしやすいかどうかも考慮して選定してください。


スマートホームを円滑に導入して快適な生活を送ろう!

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スマートホーム化することで、今までの生活が一変する可能性があります。


セキュリティ対策を実施すれば、安全に住めるようになるのは魅力的です。


また、ルーチンワークを自動化できることで快適になると同時に、楽しみながら暮らせるのも魅力的です。


本記事で紹介した導入ステップを参考に、気になる方はスマートホームをすぐに導入してみてはいかがでしょうか?

 
 
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